国語力 -学力テストで必要となる文章を読む力・書く力-
さて、学力テストに必要となる力の続きです。
2つ目の「文書を読む力・文章を書く力の『国語力』」ですね。
もちろん、先の必要となる力で紹介した「問題を正しく読み解くための『読解力』」と合わせて、自然と同時に使えることが必要になってきますが、似て非なる力なのであえて分けて考えてみます。
文章を読む力・書く力とは
国語力とは
国語力は、簡潔に表現すると文章の読み書きの力となります。
言葉の『意味』を知っていること、言葉として『漢字』を知っていることが必要になります。
つまり、国語の授業において学習する基礎的な土台が必要です。
その基礎的な土台がある前提で、文章を正しく正確に読み、正確に書くという力となります。
とりわけ、国語力としては『読む力』がとても重要視されています。
読む力を低学年の内から克服しておかないと、中学年・高学年とステップアップしていく際に致命的な学力の差につながっていきます。
語彙・文法・慣用句・漢字という情報を正しく理解し、文章を正確に読む力を付けることで、文章問題を読めるようになると考えられます。
『読む力』がどうやらポイントのようですね。
国語力は学力の基礎
当然ですが、国語力は一長一短で身につく力ではなく、低学年の頃からコツコツと積み上げていく必要のある力です。
低学年の頃にはさほど実力差が出ない問題でも、中学年・高学年と上がるにつれて、低学年の頃の国語力の基礎レベルの差が顕著に表れてきます。
学力定価の原因のひとつに、この国語力の力不足が関係していると言われており、小学生で3割、中学生で4割、高校生で7割が、学力低下の原因が国語力の低下によるものであると分析されています。
そうならないためにも、低学年のうちに学力の基礎となる『国語力』を付けておく必要がりますね。
国語力の向上方法
国語力の向上方法は、先の読解力の向上方法と同様の方法に加えて、漢字の練習や語彙を学ぶことになります。
読書をする中で、意味がわからない言葉や語彙が出てきた際に、すぐにその言葉を調べ理解することが重要です。
調べる習慣をつけることが出来れば、自己学習するうえでも大きな強みになりますね。
言葉の意味を理解するための、辞書・辞典は子供の手の届くところに常に配置しておく家庭学習環境も必要だと思います。
次に、わからない言葉を理解するためにはどのような方法があるのかを見てみます。
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