英会話スクールAEON -レビュー①-
転校を決めた体験レビュー
上の子が小学校に上がるタイミングで、現在通塾している「ヤマハ英語教室」から「英会話スクールAEON」へと転校を考えています。
「英語教室」では、英語に慣れ親しむことを目的としていました。
そういった意味では、ヤマハ英語教室ではしっかりと英語に慣れ親しむことができました。
次は、コミュニケーションとして英語を使うことができるようになるための、英会話スクールへのシフトです。
英語学習から英会話へ切り替えることに関しては、以前から気になっていた英会話スクールAEON(イーオン)への転校を考えました。
AEONの授業コースを少し見てみましょう。
幼児・子供向けコース
英会話スクールAEONでは、幼児・子供向けコースは年代別に細かく分かれています。
英会話スクールAEONでは、日常の状況を授業内容で使うこともあるので、年代別で細かく分けられているのだと思います。
そのため多少細かい印象を受けますが、適正なコース種別なのかもしれませんね。
ベビークラス(1,2歳)
早い段階から、脳に「日本語」と「英語」の言語チャネルを2つ作成します。
この早い段階での英語の情報インプットが、後々の授業コースで重要となります。
幼児クラス(3歳)
英語耳を育てていきます。
言葉の吸収力が高い時期を有効に活かすため、吸収力を高めた英語を吸収しやすい授業カリキュラムで英会話教育を行い英語の習得を促します。
幼児クラス(4,5歳)
五感のすべてを使って学習します。
身体を使ったジェスチャーを使い、音楽やリズムに合わせて表現します。
このようなジェスチャーを使った表現によるアウトプットを行います。
幼児クラス(6歳)
英語の土台をしっかりと作ります。
英語の4技能となる「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランス良く育みます。
4技能の基礎をしっかりと身に着けることで、今後の英語学習に大きな差が出ます。
小学生クラス(1,2年生)
英語を話すことの「楽しさ」に触れていきます。
英語をコミュニケーションツールとして学び、少しずつ英語をコミュニケーションツールとして育てていきます。
小学生クラス(3,4年生)
英語を使って、自分自身を表現することを学びます。
伝えたい内容を英語で伝えること、表現することを学ぶことで英会話を自分のものにしていきます。
小学生クラス(5,6年生)
英語によるグループディスカッションを行います。
様々なテーマを題材にして、自分の意見を発信していきます。
英語で様々シチュエーションに対してディスカッションをすることで、生きた英語語が身につきます。
中学生クラス(1,2,3年生)
英語の4技能となる「聞く」「話す」「読む」「書く」の集大成となります。
授業内容
英会話スクールAEONでは、英語でのコミュニケーションに特化した授業内容が特徴的です。
もちろん、別のクラス(コース)では、「英語教室」のクラスもしっかり用意されています。
ところで、「英語教室」と「英会話教室」の違いはご存知でしょうか?
ヤマハ英語教室は、その名の通り英語教室です。
英会話スクールAEONは、英会話教室となります。
「英語教室」ではどのようなことを学ぶのかというと、英語の文法を意識した英語学習が主体となります。
受験対策や英検対策にとても有効的な学習内容となっています。
「英会話教室」では、コミュニケーションに特化した英語学習が主体となります。
英語教室で学ぶ文法を全く行わないわけではないため、受験や英検といったことに全く使えないわけではありませんが、英語教室とは大きく違う特徴となります。
我が家は、英語に関しては「コミュニケーション」の手段として身に着けたい思いがあるので、英語教室から英会話教室への転校を考えました。
授業体験①
英会話スクールAEONでは、無料の体験授業を受けることができます。
そのため、さっそく申し込みをしてみました。
授業体験当日は、まず英会話スクールAEONの教育理念、実際に小学生に上がってからの4月以降のクラススケジュールの説明をとても親切丁寧に行っていただきました。
説明自体は、主に付き添いの親向けの説明なので、その間子供たちは頂いたアメをボリボリ・・・ボリボリ・・・ボリボリ・・・おかわり!
ちょっ!恥ずかしいからやめてぇ~~~。
と思いながら説明を聞いていました。
説明を聞いたその日に、そのまま体験授業の開始です。
「もしよろしければ、下の子も一緒にどうぞ!」とのことでしたので、良い機会と思い一緒に受けさせてみました。
下の子は内弁慶タイプなので、外に出ると内向的な性格。
お兄ちゃんと一緒なら何とかなるかも!?
もともと一緒に通わせたい思いがあったので、淡い期待を込めて一緒に体験授業を受けさせてみました。
下の子は、以前ベネッセの英語教室にひとりで通わせたのですが失敗でした。
親元を離れることができず、授業にならない状態。
今回は親も同伴で入室可能とのことでしたので、大丈夫かなと期待をしたのですが。。。
結果的にはダメでした。
仕方ありません。
下の子の英会話スクールは、しばらく保留です。
さて、授業内容はというと「どっぷり英語漬け」の30分間です。
実際の授業は、50分間の授業となります。
体験での30分間では、始まりのあいさつと歌で開始です。
その後、数の数え方や簡単な単語を一緒に発音し、単語自体の音を確認するフォニクスの授業を行いました。
一つ一つは短い間隔でしたが、思っていたよりも盛沢山な内容で、親としては学びのイメージがわかるような内容でした。
転校理由とその考え
今回なぜ「ヤマハ英語教室」から「英会話スクールAEON」に転校を考えたのか。
ヤマハ英語教室では、授業の中で多くの日本語を使います。
授業中のやり取りでの意思疎通や込み入った説明などは、わかりやすく日本語で説明をしていただけます。
利点としては、しっかりと伝えたい情報や授業内で行いたい内容を素早く伝えられるということが挙げられます。
しかし、授業時間50分間の中で、テキストに沿った内容は英語で進めるのですが、それ以外の内容は日本語とジェスチャーで伝えているように見えました。
英語を始めたばかりの「幼児英語教育」としての入り口と考えると、ヤマハ英語教室のスタイルはとても良い入り口だと思います。
ただ、個人的にはもっと非日常的な英語漬けの時間を過ごしてほしいと考えていました。
もちろん、ヤマハ英語教室のスタイルが悪いと言っているわけではありません。
あくまでも個人的なこだわりですのでご注意ください。
そのためステップアップという思いもあり、今回「英会話スクールAEON」への転校を考えました。
英会話スクールAEONでは、授業の時間内は意思疎通も含めすべて英語で行います。
わからないという質問に対しても、英語で伝え応えます。
もちろん多少のジェスチャーも入りますが、私がイメージしていた「英語漬け」の時間がそこにはありました。
この「英語漬け」のスタイルが、子供にとってはストレスになるかな?
と少し心配はしていたのですが、心配は不要でした。
とても楽しい時間を過ごせたみたいで安心しました。
実は私は、大学生のころ英会話スクールAEONに通っていたのですが、この「英語漬け」の時間が始めた当初はストレスでした。
そういった意味では、順応力の高い子供は羨ましくもあり、たくましく見えます。
授業カリキュラム
英会話スクールAEONでも、英語学習の基礎となる4技能の「聞く」「話す」「読む」「書く」に関しては、しっかりと取り入れられています。
AEONの教育理念の説明の際にも、しっかりと4技能に関することが話されていました。
言語学習のプロセスは、次のステップをループさせて学習します。
①音を文字にする
②文字を読む
③文字を書く
④音を聞く
⑤まねて話す
⑥音の意味の理解
⑦使う(⇒ ①音を文字にする に戻る)
4技能の「聞く」「話す」「読む」「書く」を主軸に、活きた英語を授業で使うことによって①~⑦までの言語学習プロセスを循環していきます。
まとめ
初回の授業体験を経て、英会話スクールAEONへの転校は確定しました。
あとは、スムーズにヤマハ英語教室から切り替えられるかです。
「英語漬け」の他に、もうひとつ良いと思った点を挙げておきます。
それは、インターネットを利用して、自宅でも参加した授業の振り返りと翌週の予習ができるシステム(サポート)があることです。
AEON KIDS i-CLUB イーオンキッズ アイクラブ
この自宅での復習と予習がしやすい環境やシステムは大歓迎です。
ヤマハ英語教室では、自宅に帰った途端に英語へのモチベーションが下降気味になります。
親が復習と予習をうながさないと、なかなか腰が上がらない状態でした。
もちろん、学習において「強制」はしない方針なので、自分の意志で「やろう!」となるまで気長に待ちます。
そういった意味では、「AEON KIDS i-CLUB イーオンキッズ アイクラブ」では、自主性をしっかりと引き出してくれて、子供自身の意志による取り組みが見られるのでとても良いサポートだと感じました。
これからが楽しみです!
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