偏差値向上

日能研では、5年生から試験によっては順位ではなく偏差値で自分のポジションを確認する機会が増えてきます
日能研内のテストではなく、外部の生徒も参加する模擬試験などが代表的です

偏差値の出し方はとても複雑なのでここでは割愛しますが、目的の学校が決まってくると偏差値を意識し始めます

偏差値が出る試験の特徴は、出題範囲が決められていないということになります
通常日能研内で行われている定期試験(学習力育成テスト)は、出題範囲が明確なため短期間の復習で点数を取れるのですが偏差値が出る模擬試験では出題範囲が明確ではありません
そのため、より本番テストに近い状態の結果であると言えます

もちろん、今までやってきたことがしっかりと力になり定着していれば、結果として反映されます

第一志望校にトライできるかどうかは、偏差値情報を基準にセットされていきます
そのため最終的には、偏差値が第一志望校の受験可否判断ポイントになってきます

外部の模擬試験では、学習範囲が明確に決まっておらずその学年で学習・習得するであろう範囲が出題されます
そのため、基礎学力が試される基礎問題に関しては確実に取っておく必要があります

算数であれば、計算問題
国語であれば、漢字や語句

これらは、日々の積み重ねと地道な暗記訓練が必要になります
苦手な子も多い分野ですが、日々の学習サイクルの中でしっかり積み上げておく必要があります

漢字は特に、トメ・ハネ・ハライ の3要素は要チェックです

また、文章の読解力強化も基礎学力としてはとても重要になります

読解力はすべての科目に精通する学力で、文章が正しく理解できているかまた、問題文が正しく理解できているかによって、誤答やケアレスミスを大きく減らすことができます

単位を付けないといけない問題で、答えは正しいのに単位がついていない
記号で答えないといけない問題で、記号ではなく文字で答えを記述してしまった

どれも正確に文章が読めて理解できていれば、正解となるもったいない事例になってしまいます

基礎力固めが最優先ですが、周りから頭一つ抜け出すためには応用力の強化が必要になるでしょう

国語の抜き出し問題や算数の文章問題などは、解説や答えを見るとわかった気になれます
でも、その答えにたどり着くまでのプロセスがとても重要で、プロセスを理解できていないと表現や数字が変わるとまた解けなくなります

それではいつまで経ってもライバルを引き離すことはできません

そのため応用力を強化するためにも、多くの問題に触れる必要があります
そこで一番有効的な強化対策が、模擬試験の利用(復習)です

模擬試験は、自身のポジション確認以外にも問題の傾向や苦手分野のあぶり出しにも有効に使えます
また、国語の文章問題では本番テスト対策にとても有効な文章となっているので、読み直してみることはとても重要です

基礎学力が定着しない、応用力のポイントが絞れない、とにかく周りより頭一つ抜け出したい
と言うのであれば、個別指導を利用するのが近道です

日能研であれば、関連個別塾の「ユリウス」が、SAPIXであれば、「プリバート」が有名です

個別指導は、一人ひとりに合わせたカリキュラムが魅力です
学習の進捗具合や理解度合いによって、柔軟にカリキュラムを変更し常に最善の学習スケジュールを提供してもらえるのは、伸び悩みを感じている子どもには最適です

苦手科目の克服だけでなく、得意科目の強化も行ってくれるので受験における守りと攻めの両立が叶えられます
特に苦手科目は点数が悪いので明確に判断できるのですが、得意科目はたまたま良かっただけなのか得意なのか親では判断しにくいことがあります
そういった意味でも、きめ細やかなケアを行ってもらえる個別指導での得意科目の強化は魅力的です

個別指導塾は、巷にも多くありますので良さそうなところをピックアップしておきますので話だけでも聞いてみると、伸び悩みの解決策につながると思います