入園準備 -幼稚園・保育園・幼児園-

2020-11-09

入園準備 -幼稚園・保育園・幼児園-

小学校に上がる前に通う『○○園』では、幼稚園・保育園・幼児園と様々あります。

どれも同じように子供を預ける『園』ですが、その内容は各々特色や違いがありそうです。

その違いによって、個々の家庭環境や生活スタイルに合った預け先を選択する必要がありそうです。

どういった特色や違いがあるのか見てみましょう。

幼稚園・保育園・幼児園の特徴とは

幼稚園は、満3歳から小学校就学までの年代の幼児を『教育』する教育施設になります。

管理管轄部署は、『文部科学省幼児教育課』の管轄下にあります。

園の方針によって、特色がわかれており『お勉強系』『のびのび系』『どろんこ系』といった呼び方をされることもあります。

○○系と呼ばれているとおり、幼稚園の特色が色濃く感じられるのですが、どの幼稚園でも『教育』が主軸であることは変わりません。

最近の幼稚園ですと、教育カリキュラムに『英語』を取り入れている園も多く見受けられます。

私の息子が通っている園でも、定期的に海外の講師による英語の授業が行われています。

授業内容は、海外での幼児教育で行われている『フォニクス学習』が実施されています。

保育園または保育所は、保護者が働きに出るなどの何らかの理由で日中帯育児ができないために、代わりに育児が必要となる児童を預かり『保育』を代行する施設になります。

管理管轄部署は、『厚生労働省児童家庭局』の管轄下にあります。

また保育園は、運営する母体によって以下の3つの系統に分けられています。

・国立保育園
こちらは、市区町村が運営する保育園になります。

・私立保育園
こちらは、社会福祉法人・NPO団体・企業・学校が運営する保育園になります。

・公設民営保育園
こちらは、国や時自体が設置し、民間が運営する保育園になります。

多くの保育園は、『私立保育園』の運営スタイルになります。
またこれらの運営スタイルの保育園は、以下の3つの種別に分けられます。

・認可保育園
国が定めた保育園の設置基準に適合した施設である。

・無認可保育園
国が定めた保育園の施設基準に適合しないが、保育施設として分類可能な施設である。

・認証保育園
東京都独自の制度で、広い土地が確保できない都会のケースにあてはめた、東京の特性に合わせた施設である。そのため、商用施設であったり、駅中に設置されているケースが多いようです。

幼児園は、幼稚園と保育園を合わせた環境のため『教育』と『保育』を行う施設です。

少し前に破産問題で話題となった『認可外幼稚園A.L.C.貝塚学院』は、こちらの幼児園に該当します。

この幼児園は、幼稚園でも保育園のどちらの管轄でもないようです。

大きな違いとすれば、やはり公的なバックボーンが無いことが言えます。

『認可外幼稚園A.L.C.貝塚学院』の事案に関しても、単純に1企業が倒産するといったイメージで、外部からの担保や保証が無い状態である日突然閉園するといった流れだったので世間を騒がせましたね。

最終的には、融資があり経営継続が決まったようですが、今後の経営状況は気になりますね。

次に、幼稚園と保育園での食事に対する考え方を見てみましょう。

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