【中学受験】学習力育成テスト第1回【4年生】
日能研学習力育成テスト
弱点を見つけ出せ!
3年生の頃にはマイファーストテスト(マフテ)と言われていた授業の復習テストですが、4年生になってから「学習力育成テスト」という名前に変わりました。
学習力を育成するためのテストと読み替えると、とても頼もしいテストのように感じます。
こんにちは、凛(りん)です。
また、今年も一年愚息の成績の起伏にお付き合いください。
学習ポイント
【国語】
ねらい:
中心となる情報をさがす
視点:
目印中心とのつながりに意識を向ける
目印と中心のつながりをさがす
【算数】
ねらい:
数・量・式の、意味や役割をとらえる
視点:
大きさをとらえやすくするために、視覚化する
意味や役割に着目する
基準を明確にする
操作と意味をつなげる
しくみをとらえやすくするために、視覚化する
新たな基準を設けて、量の関係を明確にする
【社会】
ねらい:
目的を明確にして情報を読み取る
視点:
きまりを知り、きまりを使う
きまりができた理由に着目する
【理科】
ねらい:
ことがらどうしを比べる
視点:
変化に着目して、ちがうところをさがす
構造に着目して、同じところをさがす
同じところやちがうところをもとに分類する
学習対策(振り返り)
【国語】
「目印」となる言葉に注目します。
目印とは、思い出したり見つけたりするための手がかりとなるものという意味になるので、文章を読み進めるときに意識して読み進める必要があります。
そこで、「見出し」の役割に注目します。
文章の見出しは、その文章の作者が文章の概要つまり、文章内の「話題」を凝縮した表現となっています。
まず「話題」は何なのか?をしっかりと読み解く必要があります。
次に、「中心となる言葉」は一体何か?ですね。
結論として書かれている「どうだ」といった話題のまとめ文章や、何度も使われる言葉の重要語句が話題の中心となる言葉になります。
これらの情報を、意識的に拾い目印が付けられる必要があります。
見出しを見つけ、見出しとつながりが深い内容を探し出す技術を習得しましょう。
【算数】
ある数(例えば6)を複数の足し算を使って表現します。
6を2つの数字を使って足し算 → 3+3、5+1、2+4・・・
6を3つの数字を使って足し算 → 1+1+4、1+2+3・・・
このように、6という数字をいろいろな数字の組み合わせで表現します。
掛け算も同様の思考で行います。
また数(すう)にはいろいろな呼び方があります。
例えば、5本・5冊・5人のように日本や中国等で使われている単位や、5M・5L・5cmのように万国共通の単位があります。
これらは助数詞と言います。
助数詞をつけることで、数に意味をもたせることができます。
りんごが3個、みかんが2個の場合、果物が5個というように「果物」というグループでまとめることができます。
りんごが3個、子供が2人の場合、共通するグループではまとめることができません。
同じ数で表現しているのですが、単位が違うことで計算としてまとめることができない。
逆に言うと、単位を揃えることで計算ができるということになります。
1M+10cm=・・・
単位を揃えると
100cm+10cm=110cm、1M+0.1M=1.1M
このように「単位」を揃えることで、同じグループとなり計算することができるようになることを覚えておきましょう。
また、今回は「線分図」も理解しておく必要があります。
単位を意識した線分図を書くことで、複雑な問に対しても簡潔に整理することができるようになります。
「線分図」の理解は重要です!
【社会】
社会・理科はテクニックと言うよりは暗記ものです。
地図の読み方、地図記号を覚えます。
また、方位記号は八方位で理解しておきましょう。
地図記号に関しては、記号の成り立ちまで踏み込んで理解しておくと今後が楽になります。
【理科】
昆虫を仲間分けする際に、「変化(育ち方)」「構造(体の作り)」「分類(仲間分け)」に着目してみましょう。
完全変態は、「たまご→幼虫→さなぎ→成虫」という成長のしかたをします。
不完全変態は、「たまご→幼虫→成虫」という成長のしかたをします。
また、体の作り「頭部、胸部、腹部」「頭胸部、腹部」「頭部、どう」のような体の作りの違いがあることも理解が必要です。
あと、部位による機能で目であれば「単眼・複眼」といった機能の違いも理解しましょう。
評価
【国語】
共通:6n
応用:-
基礎:4n
合計:10n
評価:7
【算数】
共通:6n
応用:-
基礎:5n
合計:11n
評価:8
【社会】
共通:6n
応用:1n
合計:8n
評価:7
【理科】
共通:6n
応用:8
合計:6n
評価:6
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