日能研流ノート術

通塾が始まると、授業内容を持ち帰るためにノートを取るようになります
家庭学習での復習の際に、この授業ノートは大活躍してくれます
復習の際にうまく授業内容をふり返れるためにも、授業ノート作りのポイントを抑えておきましょう

3つのポイントを意識して、価値ある授業ノートを作っていきましょう

準備の基準は日能研のノートを基準に考えますが、他のノートでも意識しておくべきポイントは同じですので、うまく読み替えて対策してみてください

日能研のノートは全部で4色ほど用意されおり、それぞれを科目カラーに合わせて用意しておくと使い勝手が良いです
=算数、=国語、=理科、緑=社会、となっているので参考にしてみてください
ノートを科目カラーに合わせておくこと、子どもが学習する際に取り間違えや混乱を防ぐことができるので、取り間違えや混乱の予防策として科目カラーを合わせておくと良いです

日能研のノートは、8mmの方眼紙となっています
ノート選びに迷ったら、方眼紙のノートを選択しておくと安心です
大量に買い込んでも大丈夫です、しっかり準備しておくとよいでしょう

国語は横向きで、算数・理科・社会は縦向きで使用します

すべての教科に共通するのですが、「左から2マス」 のところで、青色で線を引いておきます
線を引く際は、青色の線が良いです

国語では、ノートを横向きに使います
2マスの間には、日付と課題番号・問題番号を書きます

子どもで書けるようであれば、任せても良いと思います
難しいようであれば、薄い文字で親が書いてあげて文字の上から子どもになぞって書いてもらっても良いです

算数・理科・社会では、縦向きで使います
2マスの間には、日付と大項目番号・中項目番号を書き、青線の右側には周項目番号を書きます

算数の場合は、見開き右側は計算スペースとして利用します
途中の計算式は、しっかりと残しておく必要があるのでたっぷり余白を用意しておきましょう

計算スペースには、授業で先生が記載した黒板の内容も板書しておきましょう
復習をする際にとても有用な情報となります

計算スペースは、使われないまま白紙で終わることもありますが、もったいないと思わずに贅沢に使ってください

国語のノートに関しては、ページの下1/3(下から7マス)のところでもう一本青い線を引いておきます

この余白には、授業の中でわからなかったこと、疑問に思ったことをメモするスペースになります
算数のノートの計算スペースと同様の位置づけですが、国語に関しては色々と「なんで?」が多く出てくる科目でもあります
こまめなメモを心がけると良いです

といっても、小学生にはハードルの高いミッションなので、しばらくは真っ白だと思いますが
ここに文字が埋まってくると、学習の伸び率がグンと上がってきますので期待しましょう

ノートの準備や授業後のノートのチェックフォローはしてあげてください
小額4年生には、まだまだハードルの高い作業ですので親のフォローが必要になります

青線を引くときに 「そっかぁ、もうこんなに学習してきたのかぁ」 と子どもの学習への頑張りをしみじみ感じながら引いてあげてください

授業後のノートでは 「こんなことまで気になるようになったのかぁ」 と子どもの成長を感じてあげてください

ちなみに、授業中に持ち帰ってきたメモですが、子どものメモなので難解な暗号めいた文字が並んでいるケースもあります
子どもの記憶が新しいうちに、暗号の解読をしてくことも必要ですのでチェックしてあげてください